
フリマと聞くと、メルカリや楽天ラクマなどスマホアプリでの個人間取引を思い浮かべると思いますが、その自動車売買版がガリバーフリマです。
メルカリなど私もよく利用するのですが、身近な不用品を手軽に売買出来ることや、匿名発送が出来る事で人気になっています。これが自動車になると話は簡単ではない、とイメージされる方も多いのではないでしょうか。
ガリバーフリマの流れや手数料、ネット上の評判・口コミ・トラブルなどについてご紹介していきます。疑問に対し、少しでも参考になればと思います。
目次
ガリバーフリマの手数料について
出品者のサービス利用料について
ガリバーフリマに出品し売買が成立し場合は、ガリバーフリマにサービス利用料を支払う必要があります。どのフリマサービスでも同様に手数料がかかると思いますが、ガリバーフリマの場合は、販売金額によってサービス利用料が異なります。
出品者受取価格 | 出品者手数料 |
〜200,000円 | 18,000円 |
---|---|
200,001円〜250,000円 | 38,000円 |
250,001円〜300,000円 | 43,000円 |
300,001円〜350,000円 | 48,000円 |
350,001円〜400,000円 | 53,000円 |
400,001円〜450,000円 | 58,000円 |
450,001円〜500,000円 | 63,000円 |
500,001円〜800,000円 | 68,000円 |
800,001円〜1,000,000円 | 69,000円 |
1,000,001円〜 | 出品者受取価格の7% |
上記で記載しているように、販売金額に応じて手数料を支払う必要があります。例えば250,000円で車を売却した場合、出品者は38,000円の手数料を支払い必要があります。この手数料分を、購入者から預かった車両代金から差し引いて、出品者の銀行口座に振り込まれます。
250,000円の38,000円ですので手数料15.2%、100,000円の場合は38.0%と高く売れば売るほど利用率が下がるようですが、結構高いイメージです。しかし、個人で売買出来る範囲はたかが知れています。ガリバーフリマを利用する事で、高値で販売できる可能性を買う、と考えれば高いか、安いかは人それぞれかもしれません。
購入者のサービス利用料について
フリマ系サービスにおいて、購入者が手数料を支払うケースは珍しいと思います。メルカリや楽天フリマなどは、購入者に手数料はかかりません。しかし、車となると話は変わってくるのでしょう。
簡単に運べるものでもありませんし、諸々手続きも必要になってきます。ガリバーフリマでは下記のように、購入者に対してもサービス利用料がかかります。
車両本体価格 | 購入者手数料 |
〜50,000円 | 28,000円 |
---|---|
50,001円〜100,000円 | 30,000円 |
100,001円〜150,000円 | 32,000円 |
150,001円〜200,000円 | 35,000円 |
200,001円〜 | 出品者 サービス利用料と同じ |
20万円以降に関しては、出品者の手数料と同じ設定になっています。
購入者には、5万円から細かくサービス利用料が設定されています。結構高いイメージですが、購入者にかかる費用はこれだけではありません。各種代行手数料や陸送料、自動車税などが、別途かかりますので、そこも視野に入れた取引を行う必要があります。
車購入時にかかる料金について
購入した車の名義変更に必要な手続きなどの代行料
・車両登録:33,000円
・車庫証明:12,000円
・ナンバー変更手続き:8,000円
・自賠責保険代行:6,000円
・最寄り店舗への陸送:39,000円~
ガリバーフリマで車購入時にかかるサービス手数料以外の料金は上記のようになります。他にも引き渡し場所を指定したり、休日引き渡しなどのオプションもあります。
上記のことから、最低でもサービス手数料の他に車両登録33,000円、ナンバー変更手続き8,000円、自賠責保険代行6,000円、最寄り店舗への陸送39,000円の86,000円が必要になります。
20万円の車を購入した場合、サービス利用料35,000円と諸経費の86,000円で、合計321,000円は最低でもかかってきます。サービス利用料は変動費ですが、諸経費等は固定費に近いと思いますので、車の購入金額によって変動しにくくはあります。新車を購入してもかかってくる費用ではありますので、しょうがない部分はあります。
ガリバーフリマのメリットについて
出品料が無料
多くのフリマサイトがそうですが、出品料が無料の点は大きなメリットと言えます。自分で価格を自由に決められる上、売れなくてもお金はかかりません。売れた時点でサービス利用料はかかりますが、売れる前は何もかかりませんので、手軽に出品する事が出来ます。
個人間の場合は消費税ゼロ
当たり前の話ですが、中古車販売店などで車を購入すると消費税は発生しますが、ガリバーフリマの場合、個人間の取引においては消費税がかかりません。
※売買成約時にガリバーフリマに対して支払う手数料等については消費税がかかります。
(画像出展:ガリバーフリマ
車両状態を確認済み
ガリバーフリマには「確認済」マークがついている出品があります。事前にガリバーのスタッフが修理歴、走行メーターを確認しているという目印のため、不正を心配する必要はありません。
修復歴、走行メーターの確認であり、エンジンの状況その他の事項については確認の対象外となりますが、他の出品に比べて安心感はあります。
代行してくれるので手続きが楽
ガリバーフリマでは、契約成立後はガリバーが仲介してくれます。
面倒な契約書類や陸送・納車をガリバースタッフが代行してくれるので手間はそれほどかかりません。個人売買において最も面倒な部分を請け負ってくれるのはポイントが高いと思います。
完全匿名での売買
メルカリで匿名配送が話題になりましたが、今では匿名でのやり取りは常識になりつつあります。もちろん、ガリバーフリマでも匿名でのやり取りは可能です。
ガリバーに対しては、個人情報を入力し提示する必要はありますが、個人間で個人情報が知られることはありませんので、安心して取引が行えます。
※出品者と購入者の間で紛争が発生した場合は会員情報を開示することがあります。
出品中でも乗り続けられる
ガリバーフリマでは出品期間中でも乗車を制限していません。
出品していても車両は手元にありますので、出品期間中でも乗車できるので普段通りの生活を送ることができます。
ガリバーフリマの口コミについて
最後にネット上の評判を確認しましたので、ご紹介します。


如何でしょうか。
手数料が高いイメージでしたが、ネット上の口コミでは、安いという意見も見られました。販売する価格にもよると思いますが、車の相場を考えながら、一括査定にするのか、ガリバーフリマにするのか検討するのが、お得なのかもしれません。