アジアンタイヤと言えば、NANKANG(ナンカン)というほど、有名なブランドをご存じでしょうか?台湾に拠点を置くタイヤメーカーですが、日本との繋がりには、長い歴史があります。
目次
NANKANG(ナンカン)とは
NANKANG(ナンカン)は、1959年に操業を開始した台湾で最も歴史のあるタイヤメーカーの一つです。初期には、横浜ゴム株式会社と技術提供契約を結び、製造・開発技術の向上に努めており、日本との関係は深いタイヤメーカーです。
会社名 | 南港輪胎股份有限公司 | ||
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設立 | 1959年 | ||
売上 | 277億円 | ||
オフィス | 台湾:台北本社、台湾新豊工場 中国:張家港工場 |
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URL | http://www.nankang-tyre.com/index.php?lang=ja-JP&active=AboutUs |
参考:AUTOWAY
林 學圃氏もコメントしているように、NANKANG(ナンカン)は日本を意識したタイヤを製造、販売しており、スタッドレスに関しても同様です。北海道で独自にテストを実施し、ユーザーの声に耳を傾けた姿勢は共感が持てます。
NANKANGスタッドレスタイヤについて
NANKANG(ナンカン)は、日本国内に向けて多くのスタッドレスタイヤを輸出しています。その中でも、人気なのがAW-1、ESSN-1、WS-1の3パターンです。
他にもハイエース向けのSNC-1などもあります。
では、早速見てきましょう。
AW-1スタッドレスタイヤ

工学博士 山崎 俊一氏(株式会社 知能自動車研究所 代表)も絶賛していますが、AW-1の性能は非常に高い水準で仕上がっています。実際の雪道走行を想定した「氷盤路」「圧接路」「登板路」でのテストでも良い結果を残しています。
ナンカンのスタッドレスAW-1で雪道走ってみた。
画像のような路面やシャーベットでも普通に走れる止まれる。
過去にロードスターに履いてたブリザックのRevoGZに近い印象です。 pic.twitter.com/CEnelf95R1— 🐴まぅ🦓@二代目CX-30 SKY-X (@maund5rc) January 30, 2021
ネット上の評判も上々です。国産タイヤに近い性能、ということは、価格面においても非常に良いスタッドレスタイヤですね。
NANKANG AW-1のレビューもYOUTUBEにありましたので、是非参考に。

ESSN-1スタッドレスタイヤ

スタッドレス性能を上げるため、タイヤ自体を柔らかくしたことにより、性能は向上しましたが、積雪がない道路での走行や、高速道路での高速走行などに適していないデメリットがありました。
剛性を強くし改良を重ねて出来上がったESSN-1は非常に評価が高く、スタッドレスタイヤとしての性能も認知されています。
明け方のブラックアイスバーンや、住宅街の坂道、圧雪の峠道など、ユーザーが使うであろうシチュエーションに沿ってテストをしているのは、共感が持てます。
実際に北海道在住の方のレビューもあるので、参考になりますね。
無事到着。ナンカンessn-1は凍結峠道では一先ずスリップせず! pic.twitter.com/yQoxKuHOdH
— ネシ (@kosh_mx5) December 21, 2020
ネット上の評判も非常に良いですね。販売して数年経っている事もあり、認知が広がっている事が伺えます。
